■調査報告書とは
探偵事務所に調査を依頼し調査完了後に受け取るのが「調査報告書」です。
この「調査報告書」は調査が終了し、依頼者に最後に提出するものですが、その調査内容は第三者の誰が見ても通用させなければならないとても重要なものです。
「調査報告書ってそんなに重要なの?」「写真だけでいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、例えばせっかくパートナーが、浮気をしている肝心の証拠を掴んだにも関わらず、「調査報告書にしっかりとした写真と文書が記載されていなければ裁判にも使用できず、浮気の証拠として扱ってもらえません。それでは高い調査料を払ったのに全く意味がありません。
そのため、探偵事務所を選ぶ際は調査技術力と併せて、どのような「調査報告書」を提出してもらえるか事前に確認しておく必要があるでしょう。探偵事務所のサイトではサンプルを掲載しているところも多数あるので、事前に必ず目を通すようにしましょう。
■良い「調査報告書」の見分け方
実は探偵事務所によって「調査報告書」の様式は様々です。業界共通の様式はありません。
では良い「調査報告書」とはどんなものなのでしょうか。
以下にまとめてみましたのでご紹介します。
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写真の画質が良いこと
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時系列がわかりやすいこと
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正確な所在地が記載されていること
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調査結果の正確な内容と表現がなされていること
いつ、どこで、だれが、どのような行動とったか写真内容と時系列がはっきりと判別でき、なおかつ、文章も的確な内容であることが大事です。
ですが調査依頼の案件は人それぞれです。依頼者本人の「調査報告書」は調査が終了して実際出来上がってみないとわからないものですよね。
それでも、出来上がったものが納得のいかない「調査報告書」だったら、「もうちょっとここをこうしてほしい」など、依頼者が納得したものが出来るまで修正を要求してみるのも良いかと思います。せっかく高額な調査料を払っていますし、「調査報告書」のために
調査料を払っているといっても過言ではありませんから。
もし浮気調査をしてその証拠を裁判に使用する予定なら、探偵事務所に依頼する際にしっかりと伝えておくことも大事です。しっかりとした「調査報告書」を提出してくれる探偵事務所を選ぶと良いでしょう。最後まで納得のいく調査をしてもらいましょう。