浮気といえばラブホテルをイメージする人が多いでしょうが、実際には浮気現場の種類は非常に様々です。
カラオケボックスに車の中、ときには野外など、もはや盛りのついた男女というのはあらゆる場所で浮気に走るものであり、調査をしている探偵も度肝を抜かれることがあります。
しかし、やはり浮気現場として安定している場所といえば、浮気相手の自宅ですね。
ラブホテルと同じレベルで浮気現場化しやすい場所であり、既婚者が独身者と浮気しているようなケースでは、ホテルに行かずに浮気相手宅に直行ということも珍しくありません。
■浮気相手の自宅に入る様子を撮影するだけでは難しい?
じつはラブホテルに出入りしているケースに比べて、浮気相手の自宅に出入りしている人間から浮気の証拠を取るほうが難しいのです。
理由は様々ありますが、一番の原因は「出入りする場所が一般住宅」だということでしょう。
もしラブホテルであれば、入る所を抑えるだけでも証拠になりえるのですが、一般住宅となると色々とややこしい事態に陥るのです。
○浮気相手の家にはターゲットだけが出入りする場合が多い
まず厄介なのが、浮気相手の自宅に出入りする人間を抑えようとしても、調査期間中にはターゲットしか捉えられない場合が多いことです。
なぜなら、他人の家に出入りする場合、先に家の中で待っているのが普通だから。
一緒に帰宅して部屋へと向かうのなら良いのですが、実際には浮気相手がすでに部屋の中にいる所に、ターゲットがインターフォンを鳴らして室内に入るような場合が多いのです。
こうなると厄介なのは、室内に本当に異性がいるかどうかですよね?
ただ友人の家に遊びに行っただけかもしれませんし、たとえ異性がいたとしても、一人で住んでいないかもしれない。
となると、中を確認しない限りは異性と一緒にいることすらわかりません。
そのため、浮気相手の部屋と目される部屋にターゲットが出入りしたら、その後再度おなじ部屋を監視し、どんな人間が何人その部屋に住んでいるか調査しなければなりません。
○ただお酒を飲んでいただけ?
浮気相手の自宅に入ったとしても、そこがただの一般住宅である以上、性交症が必ずあるとは限りません。
実際に過去には浮気相手の部屋に入り、2時間以上経過して部屋から出てきたところまで抑えても「ただお酒を飲んでいただけ」と裁判で主張したターゲットがいます。
この主張を否定するためには様々な証拠が必要となりますが、この時には部屋の外へと漏れ聞こえていた「室内の音」により性交症があったことが証明されました。
しかし、そんな運の良いことは滅多にありません。
たまたま道路に面したアパートの一階だったからであり、そうでない場合が殆どですし、オートロック付きのマンションで音が聞こえるわけがありません。
では、そんな場合にはどうやって浮気を証明すれば良いのでしょうか?
■浮気相手の自宅をどのように見張るのか?
浮気相手の自宅にターゲットが入った場合、探偵が最も重要視するのが
「滞在時間」と「部屋の明かり」、そして「部屋に出入りする頻度」です。
この3つが揃えば、浮気の証拠としは完璧に近くなり、相手の言い逃れはかなり難しくなるでしょう。
○滞在時間
ラブホテルと同じく、浮気相手の自宅でもやはり滞在時間は重要です。
できるだけ長いほうが証拠になりやすく、理想的なのはその家に泊まり、朝方部屋から出ていってくれることでしょう。
そうでなくとも、2時間前後の滞在時間があれば浮気の証拠として通用しやすくなるので、入る瞬間だけでなく、出る瞬間もきっちり抑える必要があります。
○部屋の明かり
ラブホテルと違って性交症があったか証明しにくい自宅での浮気。
そこで性交症があったと証明するためには、室内の明かりはとても重要です。
ターゲットが入った部屋の明かりがしばらくして消えたりした場合、室内に入ってすぐに性交症があったと証明しやすくなります。
ただ、必ず電気が消えるわけではありませんし、部屋の明かりが確認できない場合もあります。
○部屋に通う頻度
最も重要なのは、その部屋に何度通っているかを調べることです。
そのためには調査は1度で終わらせずに、複数回行い、同じ部屋に通っている様子を確認する必要があります。
また、そうやって何度も調査を行っていれば、一緒に室外に出て食事をする様子なども撮影できるかもしれませんし、手をつないで歩く姿をカメラに抑えられるかも。
なんにせよ、一度ではなく複数回調査を続けなければ、完璧な証拠は得られにくいのです。
■浮気相手の自宅に通っていても大丈夫
たとえ証明が難しくとも、探偵はあらゆる方法で浮気の証拠を固めます。
また、浮気調査だけでなく、浮気相手の情報についても詳しく調べることができるので、気になるかたはぜひ無料相談からご連絡ください。