恋バナを収集するユニット「桃山商事」の代表・清田隆之は実に約1200人の失恋話や恋愛相談に耳を傾けてきたという恋愛話の強者です。女性の話の中から男性に対する不満を集めた本が「よかれと思ってやったのに」男たちの「失敗学」入門」です。
不倫やDVなど、明らかにアウトな行動でなくても、自分では気がつかない本の些細な言動でも女性はあなたに愛想づかししているかもしれませんよ。
小さな面倒を押しつけてくる
会社で、打ち合わせ時間や、駅の乗り換えなど調べれば一瞬で分かることをいちいち聞いてくる上司や先輩はいませんか? 即答できないと、イラッとされて、「俺はお前の秘書じゃねえ」と憤りを覚えますよね。
実はプライベートでは、男性は女性に同じようなことをしているのです。
・バスタオルやTシャツなど、ものの置き場所を覚えていない。または覚えようとしない。
・出かけたとき「ティッシュ」や「ハンカチある?」と聞いてくる。
・食器の洗い方やゴミの捨て方を直さない
・トイレットペーパーやティッシュをちょっと残したままにしておく
などなど、細かな面倒なことを女性に押しつけています。
そこにはポイントが2つあります。
1.小さな面倒を回避する姿勢
2.他人事感と性別役割分業意識
まず、小さな面倒を回避する姿勢は、データをクラウドや外付けHDに置いておき、自分自身の負荷を軽減しようとしているのと同じこと。データサービスは文句もいいませんが、面倒を他人に押しつけているとしたら、問題です。
2.他人事感と性別役割分業意識で、細かなことは、自分には関係なく、「女性の仕事でしょ」と自覚のあるなしに関わらず持っているということになります。
面倒を回避して、人に押しつけることができるのは「優位な立場」や「許される側」です。
やらされる側は圧力に屈して、諦めてこのような状態を受け入れている可能性があります。
決断を先延ばしにする
・肉体関係は続いているが、つき合っているのかいないのかハッキリさせない
・好きな男性に告白したが、NOだけど可能性もあるような返事をされ、諦められない
・夫に食べたいものを聞いても「何でもいい」と言われる
・長い付きあいの彼氏との結婚を考えているが、相手の意思が見えない
なぜ、男達は決断をしないのか? 詳細は本を読んで戴くことにして、「決断しない方がコストもストレスもかからず、メリットが大きいから」です。
決断を迫られる方が「真剣な側、切実な側で不利を被りやすい」立場になります。
結婚をめぐる状況では、妊娠のリスクやリミット意識、周囲のプレッシャーで女性側が焦りを抱きやすく、男性が相対的に有利な立場になります。
決断をしないことは、相手に対する軽視に繋がります、つまり相手を舐めているのです。
曖昧な態度は「あなたの優先順位は他より低い」というメッセージになり、愛想づかしされるのも時間の問題でしょう。
女性に対してだけでなく、何事も手にしている可能性を取捨選択して、やることとやらないことを決め、言葉と行動を明確に表現することが大事です。