パートナーはインドア派で普段は家に籠もってゲーム三昧。だからといって浮気・不倫をするはずがないと思ったら大間違いです。最近はネットゲームでの出会いも増えています。

 

 

ネットゲームにハマッた妻の不倫相手の正体は?

 

ある深夜の異変

 

Aさんの妻B子さんは結婚当初からネットゲームが趣味でしたが長女を出産してからは、外出することが減ったせいかますますゲームに熱がアップしました。まさかゲームが不倫のきっかけになるとは、このときは思いもしませんでした。

B子さんの異変に気がついたのはとある深夜の寝室。あろうことかベッドの上であえぎ声が…Aさんは寝たふりをしてB子さんの様子を覗いて見ると、スマホを片手に話相手と一緒に自慰行為をしていました。

「……これは、怪しい」と思ったAさんはB子さんをそのまま泳がせて様子を見ることにしました。

日頃赤ちゃんの世話に追われるB子さんのために、Aさんは休日には長女を預かってB子さんを自由にさせていたのです。しかし、遊びに出かけて晩にも帰ってこないことが度重なりました。

やがて、「友達が泊まる所がないので泊めてあげて欲しい」とA子さんが家に連れてきます。なんと、それは若い男性でした。

AさんはB子さんの言う通りにしますが、後日探偵事務所に調査を依頼します。調査の結果、不倫相手はネットゲームで知り合った未成年でした。

Aさんは離婚して長女を自分が引き取るつもりでした。

しかし調査結果を持って弁護士に尋ねたところ、「たとえ妻の不倫が原因で離婚しても、父親が親権を持つのは難しい」と言われます。そこで、なくなく妻の過失を不問にし、再構築することを決意しました。

 

しかし、再び……

 

一旦バラバラになった夫婦の絆を繋ぎ止めるためAさんは思い切って新居を購入します。

しかし、その気持ちと裏腹、B子さんに再び浮気の虫が……やはり今度の相手もネットゲームで知り合った未成年でした。

B子さんは、何も言わずに約20万円のお金を出して欲しいと言ってきます。後日、分かったことですがそれは中絶費用でした。少年の子を妊娠していたのです。お金を出すことを渋ると、結局B子さんは二人目の子供を出産。

一度は「自分の子ではない」と知りながら、自分の子として育てる覚悟をしたAさんですが、結局は離婚。やはり親権は母親のB子さんのものになり、家は売却し、現在はアパートで一人暮らしをしているそうです。

Aさんが一旦崩壊した夫婦関係を再構築しようとしたために、余計に傷口が広がってしまったように感じます。人の良さが裏目に出てしまったAさん、人でなしの行為をする相手にはときには非情な手段を執ることも大切です。