Aさんは第一子の妊娠中から夫の不倫に悩まされてきました。最初は心がズタズタになっていましたが、出産の度に不倫を繰り返す夫と対峙する間に鋼のメンタルを持ち、夫もコントロールできるようになったといいます。

 

ザ・性欲の夫の不倫癖を辞めさせた妻の操縦術

 

切迫流産の妊娠中に1度目の不倫

 

Aさん夫婦は入籍していましたが、第一子出産後に結婚式を挙げる計画でした。ところが切迫流産の恐れがありAさんは入院することに……退院後、夫はAさんが入院中に元カノと不倫していたと発覚します。本当ならすぐに離婚したいところでしたが、お腹の子供のために我慢します。
夫は何度注意しても不倫を繰り返す常習犯です。しかし、不倫相手に夢中になるのではなく、早い話が女性を性欲処理の道具としか考えてないようです。Aさんとの関係も途切れません。結局Aさんが妊娠中で関係できない時期に不倫しているようです。2人目の子を妊娠していた頃には、なんと同居していたAさんの実妹と不倫。夫も妹も呆れかえる所業ですが、誰が考えてもここは離婚するしかない状況のように見えますが、Aさんは離婚を選ばず、夫をコントロールすることを選択しました。

 

縛るよりも泳がせる夫の操縦術

 

Aさんが夫を縛らずに放流した方がいいと気がついたのは、最初の不倫相手の元カノとの関係が、自然消滅するのを目の当たりにしてからでした。別にAさんが無理に別れるようにしたわけでなく、両方の都合ですれ違いの上に会わなくなったようです。夫は無理に束縛しようとすると、逃げてしまうタイプ。ルールを押しつけても逆効果です。
であるならば、自然にAさんの側にいる方が楽しいと思えるように工夫したといいます。家にいることが多くなれば、自然に不倫になるシチュエーションにもなりにくくなります。家庭にいることが多くなると、食事の量も増えて夫は以前より20kgも増量し、ポチャタイプになって自然とモテなくなって不倫もなくなっていたようです。
夫の性欲の矛先が全てAさんに向かい、結果Aさん夫婦は現在4人の子持ち。夫自身の性格や性癖は全然変わっていないのに、見事にコントロールしてよき家庭を築きました。
Aさんは元々クヨクヨするタイプでしたが、夫の不倫を乗り越えるためにポジティブに考える習慣を身につけて、母親として逞しくなったのです。なかなかここまで強くなれる女性は珍しいかもしれません。