昔は60代は男女問わず枯れてしまい、不倫なんて関係ないというイメージがありました。
しかし、人にもよりますが、現代の60代はまだ元気ピンピン。
20代、30代の若い男女に性欲がない人が多い半面、かつて肉食系と呼ばれた人達が60代になっています。
60代の不倫について考察します。
60代の不倫が多い理由
60代の不倫が増えている原因は夫婦の関係に刺激がないこと。
30代で結婚したとしても既に夫婦関係は30年になろうとしています。
完全に夫婦というよりも、「家族」。
家族としての情はあっても恋愛対象としての情はとっくに枯れ果ててる場合もあります。
長い間夫婦をしていると、何らかのトラブルがきっかけで心が通わなくなっている夫婦は少なくありません。
その上、男性として女性としてこのまま枯れたくないという気持ちもあり、
50代の不倫と60代不倫との違い
50代は男女ともにギリギリ若さがまだキープできている年代。
夫や妻とではダメだけど、まだ機能が残っているうちに異性交遊を楽しみたいと思う傾向が多いようです。
つまり、できるだけ多くの異性と関係を持ちたいと思っています。
言ってみれば肉欲中心の不倫ですね。
一方、60代の不倫は、一人の人との心からの深いつながりを求めます。
とくにこの傾向は器質的にロマンチストが多い男性に多いようです。
そこで問題になってくるのは、50代の不倫はあくまでも遊びで家庭を壊すつもりはないのに、60代の不倫の場合は「本気」になってしまう可能性が高くなります。
逆に不倫相手と心の結びつきが深くなって、こじれてしまわないように注意が必要です。
不倫相手との出会い
50代はまだまだ仕事が現役ですが、60代にさしかかると定年になったり、第1線から外れたりして、時間的には余裕が出てきます。
そこで、新しい趣味を始めたり、ボランティアなどに参加することにより出会いが増えていきます。
とくに身体を動かすスポーツやダンスなどは、関係を深めるきっかけになります。
また、定年後の再就職でも新しい出会いがあります。
50代では早期退職したり、独立開業でもしないかぎり、新しい職場環境に移るケースは意外と少ないのかもしれません。
逆に60代は定年の時期なので、多くの人に転機があり、新しい出会いがある機会も多くなります。
50代より60代の不倫の方が要注意ということが言えそうです。