日テレ系で半年に渡って放送された「真犯人フラグ」が最終回を迎えました。
事件は解決しましたが、主人公相良凌介(西島秀俊)の妻真帆(宮沢りえ)は既に殺されていました。
長男は実は凌介の子供ではなく、不倫相手の子供だと発覚しました。
昔は妻が他の男の子供を産んでも証明しようがありませんでしたが、遺伝子鑑定ができるようになって、気軽に証明できるようになっています。

ある日、育てている娘が自分の子供じゃないことに気がついた夫の物語です。

 

妻が産んだ子供が自分の子じゃなかった夫の物語1

 

妻が居ないときの家捜しで凄いものが出てきた

 

夫Aさんはたまの休日ですが、留守の妻にかわって、娘の子守をしていました。
妻は最近、用事があると言っては出かけることが多く、その度にAさんは娘と2人きりです。
「これはおかしい……」
浮気の匂いを感じたAさんは娘が昼寝している間に、部屋に怪しい痕跡がないか調べます。
そこで発見したのは、なんと「大人のおもちゃ」。
夫婦の時間には一度も使ったことがありません。
他に証拠らしいものは出てきませんでしたが、Aさんの中で妻への疑いが次第に大きくなっています。
ついに、今まで疑問が浮かんでも、心の奥底に閉まっていた疑念が隠しきれなくなりました。
「この子、本当に俺の娘なのか?」
娘はAさんにちっとも似ていなかったのです。
遺伝子鑑定のキットを手に入れて、娘が昼寝しているとき、唾液を採取しました。
後日、届いた鑑定結果で娘は自分の遺伝子を持っていないと分かりました。

 

妻の浮気を確信。探偵事務所に依頼

 

自分の子供でないにも愛情を感じられないAさん。

これ以上家庭生活を送れないと、離婚を決意します。

探偵事務所に相談に行くと、まず自分で妻の浮気が確かなのか自分で確かめる方法を伝授されました。

妻のスマホには指紋認証のロックがかかっています。

Aさんは寝ている妻の指紋を当て、ロックを解除します。

妻のLINEには不倫相手とのやりとりが残されていました。

不倫がバレないように、LINEのやりとりもこまめに消しているようでしたが、直近のメッセージは残っていました。

そして、アルバムには妻と不倫相手の仲のよい写真が次から次へ出てきました。

後日、Aさんは探偵事務所にその写真を見せに行きますが、事務所の人からこれでは離婚できるほどの証拠にはならないと言われます。

離婚を成立するためには、継続的に情事を重ねているたしかな証拠が必要なのです。

つづく