新型コロナの世界的な蔓延で私達の社会は暮らしは全く変わってしまいました。
それは目に見える世界ではなくて、不倫でもそのようです。
濃厚接触が敬遠されるこのご時世に、まだ不倫をしようとするその情熱は
いやはや呆れもするし、関心もします。
不倫を調査する探偵の仕事にも変化があります。
コロナ禍の最新不倫事情を考察してみました。
マスクが日常化して判別不能
毎年、冬になるとマスクをしている人が多くなります。
しかし、アフターコロナはマスクが常態化しています。
よく芸能人の密会写真でもマスクをしている姿で捕らえていますが、もはや全国民のほとんどがマスクをしているので、なかなか判別が不可能になります。
以前は冬でもないのに、マスクをしていると不自然で悪目立ちしましたが、今はそれが普通なので、判別しにくくなりました。
不倫をしている人にとってはやりやすくなったのでしょうが、調査をする方は尾行、行動の観察などやりにくくなりました。
また、密会の写真を撮影しても、マスクをしているので本人と特定できず、証拠として提出しにくくなりました。
しかし、ピンチはチャンス。身長や姿勢、動き、身なり、持ち物などマスクに隠れるもの以外で本人を見極める観察力が強くなったことを実感しています。
不倫の場所が近場に
以前の不倫はお約束通りに、知人に目撃されるのを避けるために必ず高速道路をつかって
知人のいない1つ2つの先の場所での密会が多かったものです。
前述の通りマスクが普及して顔の判別が不可能に、なりステイホームで無駄に外に出なくなると、目撃されるリスクも減りました。
ということで、オリンピック日本代表の選手が行ったように密会場所が近場でサクっと早くすまして解散するというパターンが増えています。
ばれないように遠方で会うよりも、会うために使っている時間を短縮した方が、バレる確率が下がるということですかね。
不倫行為の時間帯が早朝、午前中に
夜の時間帯は感染者が増えると要請が出ていなくても、自主的に早く店を閉店します。
人が溢れている夜の町だと紛れて分かりませんが、夜の町にポツンをいるとさすがに目立ってしまいます。
そこで、午前中に密会する不倫カップルが増えています。
調査した中では専業主婦が子供を幼稚園送り届けて、そのまま不倫相手とホテルへ直行。
逢瀬を楽しんだあと、幼稚園に迎えに行っていました。
一般社会では会社でも学校でも一番忙しいはずの午前中に、妻が不倫相手と会っているなんて、夫は思いもしないでしょうね。
元サヤが不倫が流行
外出もしにくい昨今、新しい出会いが広がるチャンスが少なくなっています。
新しい出会いがあっても、相手をどんな人かお互いに見極めたり、距離を縮めるまでが大変です。
それにくわえ、濃厚接触して感染してしまうリスクもあります。
そういう事情で、今は元サヤで不倫をするケースが急増しています。
・既に相手を知っているので、安心である。
・感染の危険性がなかったら、安心して行為に及べる。
・不倫の秘密が洩れる心配がない
既に連絡先も知っているので、すぐにLINEなどで「ひさしぶり」と連絡して、返事が返ってきたらすぐに不倫再開のいとぐちが開けます。
とあるカップルは、女性の方がリモート飲み会のパソコンの設定方法が分からないところを男性が部屋に行ってセッティングし、そのままの勢いで元サヤに戻ったそうです。
不倫をするのも外で
店や屋内で会うのも厳しくなってくると、換気のいい屋外や公園での出会いが急増しているようです。
とくに早朝の公園での散歩だと、距離が保てるし、人気もないのであまり人み見られることもありません。
とくにペットを連れていると距離が一瞬で縮まり、不倫まで発展するケースも多いようです。
最近、流行のソロキャンプも不倫のチャンスを広げています。
「ゆるキャン」などの漫画もヒットして若い女性もハマっています。
街の喧騒も離れて一人で森に入るのもいいのですが、心の奥ではやはり人恋しい……
それにソロキャンプをする人は基本サビシイので、お互いの趣味があって、深い関係に陥る可能性もあります。
また、キャンプを通しての知り合いだと、日常生活との接点がないので、不倫がバレてしまう可能性も低くなるでしょう。
と言っても、
出会いを求めて、ソロキャンプをしても本末転倒だし、出会えるかどうかの保証はありません。
まとめ
こうしてみると、アフターコロナの不倫は暗いものから明るい場所へ、狭い場所から広い場所へ移っている気がします。
不倫と言うと、常にお酒の場とセットになって、どちらかと言うと、暗いイメージでした。
コロナを経て不倫も明るく健康的なイメージに変わったのでしょうか?
とはいえ不倫は不倫です。
配偶者への裏切り行為には変わりありません。