火のないところに煙は立たない。と言いますが、パートナーが不倫している徴候は感じられても、ハッキリした証拠もないし、確信できなかったらモヤモヤがズーッとたまりますよね。
不倫に関する法律に詳しい弁護士長谷川裕雅さんの著書「不倫の教科書 既婚男女の危機管理術」イースト・プレス刊では不倫する側が完全にばれないようにする法則7箇条が説かれています。
不倫する方がどうやって証拠を消して気づかれないかを知ることで、不倫の証拠をつかむ確率がグンと上がります。
7箇条を確認し、不倫する側がどのように痕跡を消しているかを知ってください。
それでも不倫をしてしまう人への7箇条
第1条 記録は残さない
第2条 生活スタイルを変えない
第3条 配偶者を大切にする
第4条 不倫相手も大切に
第5条 避妊は絶対
第6条 断ち切る勇気を持つ
第7条 もめない「終わらせ方」を習得する
第1条 記録は残さない
最近ではスマホのアプリで連絡するのが主流となりました。
不倫相手とのスマホのやりとりを残していては証拠を掴まれているので、必ずまめに消去する必要があります。
そして、パートナーに連絡している証拠を掴まれないためにスマホやアプリのロックを厳重にかけパスワードも忘れないようにすることが必須です。
また、不倫相手側にもその証拠を残させない。相手の気が変わって相手と一緒にいる画像が流出してしまうと動かぬ証拠になってしまいます。
絶対に画像や動画は撮らない、撮らせないことが必須です。
第2条 生活スタイルを変えない
不倫がバレるケースで一番なのが生活スタイルの変化です。
急に帰りが遅くなったり、何かと理由をつけて家を空ける回数が増えた。
スマホを隠すようになった。隠れてスマホをいじっている。
わかりやすく生活が変わると、勘付かれしまいます。
バレないようにするには一切生活スタイルを変えてはいけません。
第3条 第4条 配偶者も不倫相手も大切にする
配偶者に急に冷たくしたり、逆に以前と違って優しく接したりしすぎると不倫を疑われるのは当然です。
芸能人の不倫でも、妻の妊娠中に発覚している場合もありますね。
雑に扱って、不倫相手の方から暴露されてしまったケースもありました。
芸能人のスキャンダルをマスコミに漏洩するのは、ほとんどが芸能人の身内からだそうです。
配偶者や不倫相手だけじゃありません。
まわりの人全てを大切にしないと、思わぬところから秘密が漏れてしまう危険があるようです。
第5条 避妊は絶対
不倫関係なのに避妊せずに性行為を行っていれば、どんなにリスクがあるかは説明するまでもないでしょう。
もし妊娠して、出産をのぞまなかったら中絶の費用がかかります。
出産をして、離婚が成立して、再婚となったら前の家庭に慰謝料、養育費が必要です。
もし、離婚が成立せずに出産すると、生まれた子は戸籍上・婚外子とされて、その重みを一生背負って生きなればなりません。
また、避妊しなければ、妊娠していないのに嘘をつかれ中絶費用をだましとられたり、美人局的な状況で高額なお金を要求されたり、とさまざまな危険につながってしまうケースも報告されています。
第6条 第7条 断ち切る勇気を持つ・もめない「終わり方」を習得する
いくら痕跡が残らないといっても、不倫は長引けば長引くほどバレるリスクが上がります。
だから同じ人と長く関係を続けると危険です。
長引かせずに別れることが必要です。
しかしながら、ある日突然バッタリ関係を断ち切ってはいけません。相手に未練があったら、逆に暴露される可能性があるからです。
禍根を残さずにきれいに別ることが欠かせないのです。
まとめ
以上、不倫をする人の7箇条を紹介しました。
7箇条を全てそつなくこなせると、パートナーにも不倫相手にも迷惑をかけない【完璧な不倫?】が実現できそうです。
しかし、こんなことが誰にできるでしょう?
相当な人格者でないと、到底やりおおせません。
全てのことにおいて気配りができて抜け目なく、しかもまわりの人を思いやれる人である必要があります。
そんなパーフェクトな人だと、最初から不倫なんて愚かなことをを考えもしなさそうです。
逆説的にバレない不倫なんてないことを示唆していますね。
仮にこの方法でバレない不倫が遂行できても、味をしめて、また何度も同じことを繰り返してしまいそうです。
日本では不倫は犯罪ではありませんが、その行為は犯罪者のようです。
犯罪を犯してもバレないことをいいことに、常習になっています。
「俺は絶対に捕まらない」と自信過剰になっていくうちに、ついにはほころびが出て発覚します。
不倫される方から見ると、どんなに上手に隠したとしても、不倫の常習犯いつかは必ずしっぽを出すと言えそうです。
不倫の証拠を掴む観点から言えば第2箇条、第3箇条。
生活のスタイルが変わり、配偶者への態度が変わった場合が要注意ですね。
あとは静かに注意深く観察して、しっぽ出す瞬間を逃さないのが肝心です。
最後に言っておきますが「不倫の教科書」はけして不倫・推奨している内容でありません。
快楽の後には大きな代償があるときつく警告しています。