未成年者と浮気をした場合、どんなリスクを負うことになるのか?
最近はニュースでも未成年少女と成人男性の関係にまつわる犯罪が良く表沙汰になっていますが、そうした事件に貴方自身が夫の浮気によって巻き込まれるリスクは十分にあります。
この記事では実際に未成年と貴方の夫が浮気をした場合にどのようなリスクを負う可能性があるのか、このポイントについて詳しく解説します。
■未成年者との浮気は多くの犯罪にまみれている
未成年者との浮気は、成人との浮気とは違い様々な犯罪にまみれています。
成人であれば浮気そのものは犯罪ではありませんし、民法止まりです。
それでも違法は違法ですが、未成年相手となると今度は刑法や条例違反など、罰金や懲役などが絡む事件にまで発展してしまいます。
そうなると被害をこうむるのは本人だけではありません。
実名報道もあれば、事実が明るみにでたことによる風評被害、退職など実生活に直接影響をおよぼすような大きなデメリットがあなたの身にもふりかかることになるのです。
■未成年淫行の罪
未成年者と浮気をしている人間の場合、真っ先に考慮すべきは未成年淫行の罪です。
未成年に対する淫行は各都道府県ごとに設置しちえる青少年健全育成条例違反に該当します。
『8青少年に対する、淫行・わいせつ行為の禁止(淫行条例』
18歳以下の未成年に対して行う淫行とは、性交渉、もしくは性交渉に類似する行為が含まれますので、法律上の浮気の定義である「配偶者以外の異性との性交渉」をあてはめれば、当然未成年への淫行の罪が問われます。
・もしも淫行条例に違反してしまったら
もしも未成年者との浮気により、貴方の夫が淫行の罪に問われてしまったら、最低でも懲役2年以下、もしくは10万円以下の罰金が課せられます。
これにより実際に懲役刑が課せられるというケースは非常にまれであり、罰金も10万円にとどまっていますが、問題となるのは淫行条例に違反した場合、その事実が簡単に世間に流れてしまうことです。
刑罰そのものが軽いため、犯罪を繰り返す人が非常に多いこの犯罪。
警察や行政としては法律改正をまつことは悠長であるという見方から、淫行関連の条例違反に該当する場合は、その事実をマスコミに公表し、抑止の効果を狙うことが非常に多くなってきました。
非常に軽い罪ながらニュースなどで未成年淫行の罪がよく流れるのはこのためで、世間の注目度も高いことから、インターネット上に実名が残ったままになってしまうことも珍しくありません。
■未成年淫行や売春の罪は知らなかったが通用しない
未成年への淫行は、相手が未成年だと知らなければ適応されない条例です。
ところが、それはあくまえで建前であり、実際は警察が動いた時点でその抜け穴はまず通用しないとされています。
警察が未成年の淫行により逮捕を行う場合、大抵は未成年者から聞き取りを行い、淫行相手を探し出し、証拠を固めてから同行を求めます。
また、未成年者が明らかに未成年だとわからないような場合でしかこの抜け穴は通用しません。外見が誰が見ても成人女性のようであったり、しゃべりかたや声などでも判断できないとう非常に特殊なケースのみです。
こればかりは弁護士を雇っても難しいです。
警察はすでに証拠を固めているでしょうし、この手の違法行為では成人男性が圧倒的に不利です。
■素早く浮気調査を行うことが重要
貴方の夫が浮気をしているなら、いち早く浮気調査を行わなくてはなりません。
もし浮気の事実がわかり、その相手が未成年だとわかれば、大変なことになる前に早急に手を打たなければならないからです。
浮気調査に成功すれば、だれよりも先に未成年者と関係を持っていることがわかりますし、その関係を辞めさせて夫婦関係を改善することもできます。
また、事態が悪化するまえにいち早く離婚をしてトラブルに巻き込まれないようにするという手もあるでしょう。
難にせよ、未成年者と浮気をしている夫というのは貴方にとっては爆弾のようなものです。その実態に素早く対処できるよう、なるべく早く浮気調査を実行するようにしてください。