繊細な描写とドラマチックな展開で大ヒットしたドラマ『Silent』の脚本家生方美久さんと目黒蓮さんが再びタッグを組んだ月9ドラマ『海のはじまり』。

目黒さん演じる主人公が大学時代に交際していた恋人が妊娠。中絶したはずだったのに、秘かに出産し未婚の母として娘を育てていました。彼女が若くして亡くなったことで、初めて娘の存在を知った主人公は、不器用ながら娘との交流を始めます。

ドラマでは主人公には落ち度がないように描かれていますが、独身女性が妊娠、中絶、または未婚の母、という事態に陥ると、相手の男性の本性が丸見え。ドラマとは180度違う、修羅場を経験した人も少なくはないでしょうか?

 

 

 

妊娠が分かると男性の態度が豹変

 

記憶にも新しいのが大人気アニメの人気キャラを担当するベテラン声優の不倫です。熱心なファンを自らメールで誘って交際を開始。憧れのキャラの声を餌に誘っておきながら、妊娠が発覚すると態度を急変させて、中絶、DVまで行っていたようです。

不倫関係の末の妊娠だと、「妻とは別れる」と言いながら、ずるずると関係を続けて、中絶をするタイミングを逃し、出産。認知されないまま結果的に未婚の母になってしまうケースもあります。

 

未婚の母になると、さらに過酷な状況に……

 

まだ中絶を認めて、中絶費用を出すのは、まだいい方で、中絶費用を出さない、妊娠と聞いても自分が相手だと認めない。

あるいは妊娠と聞いただけで、一目散に逃げ出す男性もいます。
妊娠した相手が確かな素性が分かる人ならいいのですが、最近ではマッチングアプリやSNSで知り合った人、行きつけの飲食店の顔見知りなど、顔は合わしても実は素性を知らない人と関係を持つと大変です。
妊娠したと分かると、アプリやSNSをブロックしたり、行きつけの店に姿を見せなくなったり、音信不通になって、すべてが女性の負担になります。
また、そういった相手を探して欲しいという探偵への依頼も年々増加しています。

またまれに、真面目な人でも父親になる家庭を持つ責任を重く取り過ぎて、逃亡するケースもあります。
やはり、性交渉をする人は素性が間違いない誠実な人を選ぶことも大切ですが、避妊することも大事です。

ドラマでは目黒蓮さんの恋人の両親が、世にも優しく理解があり、手厚いサポートによって、未婚の母として娘を育てていました。

現実には、未婚の母として子供を育てるのは、生活的にも経済的にもかなりハード。

目黒さんの恋人は図書館司書として働いていましたが、未婚の母になってしまう状況になりがちな女性は、学歴も資格もないケースが多く、仕事もままならない状態が多くなります。

ドラマはエンタメとして楽しんで、もし妊娠した場合の負担は女性にばかりにかかってくるので、自分の身はしっかり自分で守りましょう。