山崎世美子さんは元探偵で、男女関係の相談に乗っているうちに恋愛・離婚カウンセラーに転身しました。
山崎さんの著書「こんな男は捨てられる」では、既に男が女を捨てる時代から、女から男を捨てる時代になっていると断言します。
経済力の差が男女なくなり、育児も祖父母が元気で孫の面倒を見てくれるようになり妻が離婚を躊躇する原因がなくなったのです。
離婚は女からの申し出が8割で、妻の中に常に離婚が選択肢の中にあり夫は妻に捨てられないように行動すべきというのです。
仕事よりもつきあいよりも一番大切にするべきなのは妻と家族、その優先順位を常に意識するべきです。
今回は別れ・離婚の最大の理由である浮気に限定して解説します。
男は浮気の重大さが分かっていない
山崎さん曰く愛人を作っていい男とは江戸時代のお殿様のように制度的に身分の高い人だけ。
現代には将軍様は存在せず、どんな男性でも普通の男なのです。
たとえタレントでもスポーツ選手でもお金持ちでも同じこと。
現代では誰も愛人を作れるほどの経済状況や身分の人はいない。
男の財布の規模は小さくなっているのに、愛人を作りたいという意識だけが江戸時代の殿様や大富豪とあまり変わっていないというのです。
ケータイが普及する前までは、浮気は敷居の高いものでした。
気になる相手を見つけても、相手を気軽に連絡をとる方法がありませんでした。
実家に住んでいる女性に電話をかけるにしても、勇気を出して家に電話をかけるしか方法がなかったのです。
それが、ケータイ電話に女性にイレクトに連絡することができるようになったのです。
スマホになって、便利なアプリができてますます浮気がカジュアルにできるようになりました。
浮気相手と知り合う場所
山崎さんは経験上、浮気している男のプロフィールを聞き、生活の範囲と動向を少し調べれば、その男がどこで浮気相手と知り合ったか、見当がつくそうです。
社長さん連中の浮気相手はだいたい水商売か、自分の会社の部下の女性。
男がでかける時間が分かれば浮気相手の職業も分かります。
昼間にでかける場合は、昼間に働いていない女性。
社長たちが主婦と知り合う機会はまれなので、やはり水商売の女性でしょう。
夜の街に出かけないタイプの男なら水商売ではない可能性が高くなります。
パソコンやスマホのサイトに精通しているなら、マッチングアプリのことに詳しいでしょう。
収入も少なくてあまり夜遊びもしない男だと、インターネットのSNSやネットゲームなどが多いです。
キャバクラ好きな男はキャバクラについての情報が載った本や雑誌を置いてある可能性が高いです。
会社員は社内恋愛が多いです。
単純に知り合う機会も多いですし、会社の中は妻にとってはブラックボックス、見えない部分が多いです。
今は社内恋愛に厳しい罰則は設けられていません。
上司も業務に支障をきたさない限りは見て見ぬふりをします。
同じ社内不倫の場合、不倫相手の女性は相手が既婚者だと知っていることが多いのも男にとっては都合がいい。
彼女たちは連絡にも配慮して、不自然な時間帯にメールも送ってきません。
会社が休みの日に外で会うことがあるにしても口裏を合わせやすいのです。
堅い仕事をしている人にも浮気が多い理由
一見、まじめそうな男でも浮気はしています。
チャラチャラした男だけでなく、学校の教師や公務員のような堅い仕事をしていても浮気をしている人は多いのです。
実は教師同士の浮気、不倫は多いと聞きます。
教師は給料格差もなく、男女対等です。対等に話をするし、業務時間外でも一緒にいることが多くそれも浮気につながってしまうのでしょう。
山崎さんが浮気を調査した男性教師も、相手は同じ学校の女性教師で、浮気相手の夫も浮気しており、つまりダブル不倫。全員教師で不倫していました。
役所で働いている人にも職場恋愛、浮気は多いようです。
役所も男女対等で、働く時間、帰宅時間も同じなので浮気に結びつきやすいようです。
公務員は休みも決まっており、有給休暇もしっかり消化しなければならないので、休みなのに「明日は仕事だから」と出勤するふりをして、実は有給休暇で女性の同僚と浮気という事例もあります。
公務員は他の会社員と比べて時間が作りやすいようです。
成果を出さなくても、一定の給料はもらえる。
ある程度のお金と時間の余裕がある公務員は浮気・不倫に結びつきやすいようです。
景気のいい時代と比べて、最近の女性はお金に執着はしてないので、最低限のお金を出してくれる男ならなびいてしまいます。
常に浮気する態勢の男
常に浮気をする男は、浮気をする相手が途切れている場合でも、真っ直ぐ家に帰りません。
用事がなくても夜の10時までは家に帰らないと決めているのです。
浮気相手がいなくなったら、真っ直ぐ家に帰るようだったらまた浮気相手ができたときに、帰りが遅くなったときに言い訳がしづらくなります。
浮気したときにつじつまが合うように常に標準を帰りが遅くしておきます。
いつでも浮気できるように前もって準備しておくのです。
用意周到ですね。