夫婦問題カウンセラー岡野あつこさんの「離婚しないにこしたことはない」という基本方針で、できるだけ離婚を引き止める方針です。でも、こんなケースだったら迷わず離婚を勧めるケースもあります。今回はそんな絶対離婚した方がいいケース5選を紹介します。

 

離婚をすすめない夫婦問題カウンセラーが離婚をすすめるケース

 

ケース1・暴力やモラハラ

 

直接的な暴力だと今すぐ逃げないといけない危険なレベルですが、モラハラ的な言葉や態度などの暴力もだんだんと心を蝕んで最終的には、取り返しのつかないことになります。
DV対策をとしてシェルターもありますがその数も不十分です。
現実的には実家に帰るのが一番でしょう。

 

ケース2・借金

 

借金の場合、配偶者が内緒で借金をしている場合はまだ救いようがあります。配偶者や親族で借金に返すあてがあり、いざとなったら泣きついて返済してもらえる手があるからです。
周囲の人に甘えている借金と言えるでしょう。
その場合は、二度と借金をしないように説得し、本人も改心すれば修復できる可能性があります。
問題なのはこれ以上、借りるあてもないし、債務超過に陥っているのに、さらに借金を重ねてしまうことです。
借金も酒、薬物の依存症と同じように、病気の一種です。
治すのは困難なので離婚した方が無難です。

 

ケース3・浮気

 

不倫が発覚した場合、「許してくれ!」と素直に謝るのならまだ目がありますが、問題は開き直ったり、逆ギレしてあなたを責めたりする場合です。
そんな相手と我慢して一緒にいる必要は1ミリもありませんし、そんな人がいい方に変わる可能性はありません。
自分から捨ててやればいいのです。

 

ケース4・セックスレス

 

これまで述べたケースの中でも、なかなか人にうち明けづらく深刻な問題です。
はたから見たら「なんでそんなことで離婚」と言われそうです。しかし、現代ではセックスレスは十分に離婚理由になると認められています。
セックスレスな人がそれを克服するよりも、新しい人を探した方が早い場合もあります。

 

ケース5・自分の存在を大切にしてくれない人

 

これまで紹介した4つのケースにも言えますが、あなたの存在を大事にしてくれない人とは、生涯を共にするのは苦痛です。
変化の激しい時代に大事なのは相手を大切に思う気持ちです。それがなければ困難を乗り越えていくことはできません。感情を優先するのではなくて、将来この人が自分に必要なのかを冷静に見極めることが大切な時代になってきています。
5つのケースをふまえてよく判断してください。