離婚相談専門の弁護士・後藤千絵さんが離婚しないための相手の選び方を指南する本「誰も教えてくれなかった離婚しないための結婚の基本」の中から、酒癖が悪い男・性格の不一致の男の見分け方を紹介します。

 

離婚しないための相手選び・酒癖・束縛系男子編

酒癖が悪いと人生が台無しになる!

 

お酒が原因で人生を台無しにしている人は後を絶ちません。
一瞬で人生が変わりますから、酒癖の悪い人には本当に注意した方がいいですね。
結婚とは、ある意味運命共同体になることです。
パートナーがお酒絡みの事件を起こした場合、大なり小なりあなたにも災いが降りかかってきます。
酒癖の悪さは一緒に飲みに行った時にある程度把握できるので、ぜひ事前にチェックしておきましょう。
酒癖が悪いと言ってもピンからキリまであります。
休みの日には昼から飲み始め、夜には泥酔状態のアルコール依存症1歩手前の人もいます。
特にストロング系のチューハイはアルコール濃度が高いので、あっという間に依存的になります。

 

酒癖の悪い男の特徴1・お酒を楽しんでいない

 

酒癖が悪い人はアルコール依存症の人と酒乱に分かれます。
アルコール依存症は毎日アルコールが欠かせない人。
酒乱はたまに飲んだときに飲み過ぎて、暴れたり暴言を吐いたりします。
いずれにせよお酒を楽しんでいないのに飲まずにはいられないのです。

 

酒癖の悪い男の特徴2・普段は温厚でおとなしい

 

酒癖が悪い人は普段は大人しく、酒を飲んだら豹変する場合が多いです。普段と酒を飲んだときの性格が違うときには注意しましょう。

 

酒癖の悪い男の特徴3・高度のストレスにさらされている

 

酒癖の悪い人は普段から高いストレスにさらされており、ストレスのはけ口がアルコールです。

 

酒癖の悪い男の特徴4・無趣味である

 

没頭できる趣味があれば、ストレスを発散できます。
無趣味だとストレスを解消する手段がなくて、お酒に手を出す可能性が高くなります。

 

酒癖の悪い男の特徴5・なぜか一人飲みが多い

 

酒癖の悪い人は既に酒席で、失敗しており、誰からも呼ばれず、一人で飲む場合が多くなります。

 

酒癖の悪い男の特徴6親が酒乱気味である

 

元々酒が飲めない、弱い人はそもそもアルコール依存にもなりにくいです。
アルコール耐性の強い人はなかなか酔えず、必然的に摂取量が増えていきます。
遺伝的な要素が強いので、親の酒の飲み方をチェックしておくのをおすすめします。
現在はなってなくても、将来的に親と同じ道をたどるリスクがあります。

 

結婚生活を地獄にする束縛・粘着男

 

暴言や暴力がなくても愛情の裏返しのような形で束縛をしてくる男性がいます。
恋愛にはちょっとした束縛や嫉妬もスパイスとして必要でしょうけど、過度の束縛は心を蝕んでいきます。
彼氏の悩みを誰かに話したくても、友だちづきあい自体を制限するので、だんだんと相談相手がいなくなってきます。
モラハラやDVに近い奴隷のように扱う場合と、常に自分の目の届く範囲に置いておきたい人形のように扱うケースがありますが、いずれにせよ
ひどいケースではストーカー化する場合もあります。

 

束縛系男子の特徴1・過去に彼女に浮気された、ひどい言葉でフラれたなど自分に自信がない

 

束縛系男子の特徴としては、まず根本的なところで自信の無さがみられます。
自分をさらけ出すことができず、相手を心から信じることができません。
容姿や学歴などにコンプレックスがある場合もあります。
また、過去に彼女に浮気されたり、ひどい言葉で振られたりしたことがトラウマになっていることもあります。
束縛系男子は素敵な彼女がいることが自らのアイデンティティになっていることが多く、そのため絶対にほかの男に彼女を取られたくないと思っています。
つまり彼女の存在によって、他の男性より優位に立っていると信じており、他の男性に対してマウントを取るような行動に出ることもあります。

 

束縛系男子の特徴2・嫉妬深く独占欲が強い

 

束縛系男子の特徴として嫉妬深く独占欲が強いことが挙げられます。
束縛系男子は彼女を自分の所有物だと考えており、自分の所有物を他人に奪い取られることに、大きな危機感を持っています。
そのため、自分のコントロール下にない環境には拒否反応を示します。
嫉妬深いというのは、彼女のことを信用せず自由にさせていないということです。
自由にさせてくれないこれは束縛系男子かどうかを見極める重要なポイントです。

 

束縛系男子の特徴3・粘着質である

 

離婚調停や離婚裁判で、まずこじれてしまう夫婦は、夫婦のどちらかが粘着質です。
夫婦ともにあっさり系だったら、仮に離婚することになってもそこまでも揉めません。
粘着質の男性と付き合うと別れるのが本当に大変です。
喧嘩した時に揚げ足を取ってくるような話し方をするという特徴もあります。

 

束縛系男子の特徴4・精神的に幼くて未熟である

 

男性も女性も恋愛や失恋を経て精神的に成長するものですが、何らかの理由で精神的に成熟しなかったケースがあります。
精神的に幼い男性は、感情を優先し、自制心を働かすことができません。
短絡的に相手の自由を束縛しておけば、他人から奪われないと考えます。
また、幼少期に親に愛されなかったため、愛情に飢えており、見捨てられ不安があります。その場合は、女性の方も男性の境遇に同情し、束縛を受け入れている場合があります。

 

束縛系男子の特徴5・同性の友人が少ない

 

束縛系男子はオレ様で他人の意見をまともに聞きません。
自分の意見が正しいと思い高圧的な態度で周囲の人に接したりします。
どこか憎めないところがあったり、圧倒的な才能があったり、実は優しくていいやつだとわかれば、人がついてきます。
同性の友人が少ないのは、1つの基準になるでしょう。

 

束縛系男子の特徴6・わがままで自己中心的である

 

非常にわがままで自己中心的な人というのは、学年に1人か2人は必ずいます。
このタイプの男性は自分の意見が通らないとすぐすねます。
束縛によって、女性の交友関係は狭くなってしまい、友人とも疎遠になる場合もあります。
気がついたら周りに1人も友人がいないということもあります。
関係がうまくいってくるうちはいいですが、うまくいかなくなった時に相談できる人がいなくなり孤立します。
あなたに悪影響を及ぼす特徴として注意したほうがいいでしょう。
このように束縛系男子粘着系男子と結婚すると、自分の自由時間がなくなり窮屈な思いをする可能性が極めて高いです。
そのうち必ずうんざりします。
度を超えて束縛する彼氏ならば、本当にこの人でいいかじっくりと考えてみたほうがいいでしょう。