インフルエンサー「滝沢ガレソ」が流した星野源さん(Xの発言ではあくまでも名前は公表していません)とNHKアナウンサー林田理沙さんの不倫疑惑。Xで発信されてから数日間の間に星野さんと妻の新垣結衣さんがラジオに登場して、疑惑を払拭しました。なぜこれほどまでに速やかに騒動を収束できたのか考察してみました。

 

 

 

疑惑の火種は林田アナの離婚から

 

林田アナは2023年当時、レギュラーのニュース番組で激ヤセが報じられたり、一時離脱したりして体調が心配されていました。その裏には2022年に結婚した一般男性との離婚前のゴタゴタが隠されていたようです。林田さんは2022年からNHKで星野さんとEテレ「星野源のおんがくこうろん」で共演。

林田さんは東京芸大音楽部出身で、音楽の造詣が深くて、星野さんとのかけ合いも息もピッタリ。林田さんの離婚騒動とそこが結びついて憶測が生まれたのかもしれません。

 

一方、インフルエンサー滝沢ガレソさんとは?

 

滝沢ガレソさんはX(旧Twitter)で情報発信するインフルエンサーで、滝沢さんから直接情報収集して発信する場合もあれば、滝沢さんの影響力を頼って情報提供することもあり、今までも高校の運動部の暴力騒動など、かつては闇に葬られてきた事実を白日の下にさらすといういい行動も行っています。

半面、沢山の情報提供の中からどれが真実でどれがガセなのかを特定するのは難しく、今回のような勇み足的な発信の原因になったようです。

今回はただの憶測に過ぎなかった不倫騒動ですが、これが動画、画像、音声、LINEのスクショなどの証拠があれば話は別。週刊誌が著名人のスキャンダル報道するときには必ず、事前の準備をして、動かぬ証拠をある程度用意してから掲載に踏み切ります。そこは不倫浮気をする探偵も同じで、憶測や状況証拠だけではけして不倫・浮気の証拠にはなりません。足で稼いだ情報がないところが、ネットだけで情報を収集する情報発信者の致命的に欠けているところです。

滝沢ガレソさんは不倫騒動の歌手をはっきりと星野さんと限定していなかったため、事務所から厳重注意は受けたものの、実際の訴えまでは起こされなかったようです。
これが、もし行った行為が事実であっても、実名で誹謗中傷行為を行うと、かの「ガーシー」や「幸福の科学」の大川隆法氏の長男宏洋さんのように逮捕されるリスクも出てきます。