昔は不倫といえば地位や資産のある人が愛人を囲うというイメージでした。しかし、現代不倫するのはほとんどがごく普通の一般人です。どうしてここまで逆転してしまったのでしょうか?
ポジションの高い人は一夜限りの関係にシフト
ご存知の通り、芸能人や著名人で社会的地位のある人は不倫報道があると一発アウト。一度に全てを失うリスクがあります。そのため現在は不倫を避け、風俗やワンナイトの関係が多いようです。風俗通いや一夜の関係もバレれば恥ずかしいことですが、全てを失うまでではありませんから。それほどポジションが高い人ほど、プライベートも窮屈になっているようです。
一般人がする不倫になって不倫の数が増大
一方、元々地位も名誉のない一般人はたとえ不倫がバレても失うものはたかがしれています。不倫する相手側にしても、力のある人の愛人になって庇護されるというものではなくなり、対等な関係性。
お互いに好きだから不倫するという関係です。さらにSNSの発達によりいつでもどこでも異性と繋がれるシステムができあがりました。とあるアンケートによると既婚者のうち不倫を経験したことがあるのは、男性が70%で女性が30%。そのうち不倫がバレたのが、男性30%で女性が5%です。バレる確率が低いためにますます不倫は広がっていることが分かります。
不倫につながる夫婦関係
不倫に繋がるダントツの原因がセックスレス。一旦セックスレスになった夫婦が再び以前のようにセックスをするようになるのは大変です。EDなどが原因であれば、なかなかすぐ解消という訳にはいきません。
それよりも外の異性と関係を持つ方がよほど簡単という訳です。
続いての理由が男女共に束縛です。小言ばかりで不平ばかりが多い妻、夫がルールを作って、財布の紐を握っていたり、外出を制限したりなど、家に縛ろうとすればするほど、家の居心地が悪くなって、外に出て解放感を味わいたくなります。3つ目が実家の両親との結びつきが強いことです。何かと親との結びつきが強すぎると、パートナーは疎外感を感じてこれまた、気持ちが外に向かいます。
結局、パートナーの気持ちを家の外へ向かわさないためには、自分よりもパートナーの居心地のよい家庭作りを心がけることが大事なようです。一旦こじれた関係を回復するのは現実的にはなかなか難しいでしょうが……