週刊誌のグラビアや写真集でとても39歳とは思えないボディを披露するタレントの熊田曜子。仕事は順調な一方、私生活は夫DVや本人の不倫の疑惑の法廷で荒れ模様です。熊田の裁判を通じて離婚調停について考察します。
裁判の経緯
2021年5月18日、熊田は自宅で夫に暴力を振るわれた110番通報しました。
熊田の主張によると、顔に平手打ちを受けたと証言しており、夫は暴行容疑で逮捕されました。
5年前にも夫から暴力を振るわれて、警察沙汰になっており、その時に警察から確実な証拠を残すのには録音をしていた方がいいとアドバイスされ、11月9日の東京地裁で行われた第2回公判では暴力の場面では音声が公開されました。
夫が熊田の身体に暴力を振るう音と、「ぶっ殺すぞ」などと暴言を吐く声が生々しい音声でした。
10月15日に開かれた初公判では夫は暴力を否定していましたが、動かぬ証拠が出たこともあり暴力があったのは間違いないようです。
暴力をふるった直接の原因は熊田がママ友に頼まれて、子どもを預かったことに腹を立てたことですが、夫の真意は別にありました。
夫は熊田がかねてからテレビプロデューサーと浮気をしていると疑い、それに腹を立ての暴力だったのです。
しかし、今回の起訴内容はあくまでも熊田への暴力に対するものなので、熊田の不倫に関する証拠の提出はありませんでした。
もし離婚の疑いがあったら動かぬ証拠を掴んで離さない以外にない
一方、夫は熊田とその不倫相手と言われるテレビプロデューサーB氏に損害賠償を求める民事裁判を起こしています。
1つは熊田とB氏の長年の不貞関係によって受けた精神的被害へ慰謝料550万円。
もう1つは、自身が逮捕された事件について、所属事務所を通じて「虚偽の説明をマスコミを使って大々的に発表した」と主張し、「名誉毀損及びプライバシー侵害」に当たるとして330万円の支払いを求めたものです。
週刊新潮が公開した夫が熊田の浮気を裏づける知人との電話の音声では、関係をほのめかすものでハッキリとBさんとの不倫関係を裏づけるものではありませんでした。
さらに夫は熊田のバッグの中に入っていたアダルトグッズを証拠として提出し、付着した精液のDNA鑑定の結果も証拠として出される可能性があると言われています。
不倫を裏づける証拠として第3者との会話は弱すぎます。
不倫を決定づけるのなら、完全に相手との会話であるか、二人とホテルに出入りする場面など、誰が見てもはっきり分かる証拠が必要でした。
もしアダルトグッズについた体液が熊田だけのものだとしたら、熊田一人が使用したと弁明すれば不倫の証拠にはなりません。
精液のDNA鑑定は家事裁判・民事裁判に証拠採用されています。
その場合、精液の存在、当事者のDNA、浮気相手のDNAが揃えば不貞行為だと認められます。
しかし、今回の場合、夫が熊田のDNAを提出できるのは可能だとしても、BさんのDNAを提出できる可能性が低いと言えます。
自分の配偶者が浮気している証拠にはなるものの、相手がBさんであると特定するのは難しいと言えます。
もし精液が夫ではないものだとしても、浮気の証拠をねつ造するために第3者の精液を付着させたと言い逃れられる可能性があります。
テレビドラマではよく相手をひっかけてDNAを取得する場面がありますが、現実では難しいでしょう。
また記事ではDNAの鑑定結果を裁判で提出すると書かれていますが、本当のところは定かではありません。
腹が立っても絶対に暴力・暴言はNG
熊田が不倫を本当にしているのか、いないのか全くの憶測に過ぎませんが。
やはり夫は、「不倫を確信したら」どんなに腹を立てても暴力暴言はグッと我慢するべきでした。
不倫をほのめかす音声が出てきたら、それを根拠に探偵に調査依頼しておけば結果は違ったかもしれません。
完全に浮気を疑っている意思表示をしたら最後、相手も警戒して、簡単にはしっぽださなくなります。
10年も不貞行為を続けていることが間違いなければ、確実に非は熊田の方にあるので民事での裁判は夫の勝利になるでしょう。
ただし、これも証拠あってのもの。
もし熊田とB氏が本当に不倫していたとしたら、相当上手に証拠隠しをしており、絶対バレない密会をしていたと思われます。
これは完全に勘ぐりに過ぎませんが、今回の暴力事件も熊田の方が上手に夫を怒らせるように釣っておいて、音声を録音し、用意周到警察に通報したとも考えられます。
熊田の計算通りに夫は誘導されていたのかも知れません。
熊田の夫の立場になった人は、必ず暴言暴力は我慢して、怒りを抑えて相手を泳がせて、相手の行動を観察しましょう。
パートナーの不倫を疑ったら、まず探偵事務所に無料相談を受けて見ましょう。
しかるべき対処法を教えてくれます。