アメリカの刑務所ではおいてはいけないと言われる禁断の書「権力に翻弄されないための48の法則」解説第9弾。

今回は第6の法則をお送りします。

今回の法則はこのテクニックさえ覚えれば現代社会で生き抜けて行けそうなテクニックです。
はたしてそのテクニックとは?

 

禁断の書から悪に騙されない秘訣を探るその9

 

提言 法則第6 ぜひともの注目を集めよ

 

全ては外見で判断される。見えないものには意味がない。群衆の中に埋もれるな。
忘れられてはならない。
とにかく目立つことだ。
何に変えても、人に抜きん出るようにしたい。
その他大勢の退屈で臆病な連中よりも、度量が広くて個性豊かな謎めいた人物に見せ、磁石のように人々の関心を惹きつけることだ。

 

自分の名前をセンセーションやスキャンダルの渦中におけ

 

忘れようにも忘れられないイメージを作り上げて、世間の注目を集めよ。
物議を醸すようなものでも構わない。
とにかく世間を騒がせよう。自分も実際よりも大きく見せ、周囲の連中よりもひときわ明るく目立たせるのだ。
どんな種類の注目であろうとかまうことはない。
どんな悪人も力の足しになる。
中傷され、攻撃されても、無視されるよりはいい。

 

注目を集められれば手段はなんでもいい?

 

今ではすっかりテレビ界で不動の地位がある大物も、売出し中の時にはキワモノ扱いでした。

有吉弘行さんや坂上忍さんも、再ブレイクした時には毒舌で席巻しました。
安定したMCのポジションを獲得したら、その毒気が薄まっている気がします。
誰からも老若男女に愛されるキャラクター出川哲朗さんですが、長い間、女性誌で毎年嫌いな男の上位にランキングされていました。

一方、イケメンや好きなランキングのタレントは、移り変わりが激しくて、いつの間にか登場しなくなった人も多いです。

つまり、イメージにいいも悪いも関係なく、目立ってナンボの世界のようです。

人気の職業のYouTuberですが、内容はともかくチャンネル登録者数が上がれば、影響力が高まり、若い人からも尊敬されます。

禁断の書の解説では「ひとたび人々の目が自分に集まれば、もう万能になったも同然なのだ」と言い切っています。

チャンネル登録者が増えたからといって、 チャンネル登録してくれた人が全てその人を支持してくれているとは限りません。
しかしチャンネル登録者の絶対数が多ければ多いほど、真のファンの数も増えます。

「利益を生むとはすなわち群集を集めること」

群衆=大衆を集めることの最近までの王者がテレビで、王者の座がネットの方に移ってきたということでしょう。

一旦人気が集まると、人は人気がある者に集まる傾向があるので、自動的にファンは膨らんでいきます。

「頂点に上り詰めようとするときは、まず世間の目を引くことに全力を傾けるべきである」

注目の質はどうでも良くて、とにかく人目を引くことが大事だと言います。

世間で話題に大人気なんだけど、自分の目からしたら
「なんでこんなに人気があるのかわからない 」
というものや人が社会には溢れています。

注目されるためには質にこだわってはいられないようです。
最悪なのは、無視されることです。
無視されるのは、存在しないのも同じことなのです。

「別に誰からも注目されなくてもいい。自分は自分らしく生きていく」

社会から外れて、静かに暮らしていくならそれで構いません。
でも多かれ少なかれ、必ず社会とは関わって生きていくので、影響力があるほうがいきやすいというのは厳然たる事実です。

 

注目を集めるのは技術で、技術を身につけるのは努力

 

タレントでも天性の明るさを持った輝ける才能を持った人もいます。
でもほとんどの人は注目を集めるための技術を努力して身につけています。
世に出るためには、自分の強みを見つけ出し、それを強調するためのアピールの仕方や、キャラ作りなど、自分のイメージ明確にして戦略をもって実行することが大事です。

 

例外 注目を集めるために嘘や違法をすると命取り

 

禁断の書では注目を集めるためには神秘的な雰囲気を作って、謎めいた雰囲気を演出せよと言います。

しかし、人々の注目を集めようとして、経歴を偽ったり、嘘をついていたりしたらそれがバレたら全てが水の泡になります。
また目立とうとして、自分より立場が上の人より前に出てしまったら、法則1「主君より目立ってはならない」の法則にあたり、潰されてしまうので周囲の空気を見て、出る時引く時を計算することが大切です。

 

まとめ

 

今回は禁断の書の法則第6 ぜひともの注目を集めよについてお伝えしました。
注目さえ集められれば後は万能になったのも同じということでした。
でもそれが難しくて人は苦労するものなんですが……
注目を集める具体的な方法は残念ながら解説されてません。
目立つ時は内容はともかく注目を浴びることに専念する。
ただし、嘘をついたり、違法なことはNG。