浮気をされても冷静でいるべきです。
なんて、言われることは多いでしょうが、実際に浮気をされたらそんなことも言っていられません。
なにせ、人間にとってパートナーに浮気をされるということは、遺伝子の最終目的である「種の保存」に失敗する可能性すらあるから。
だからこそ必死に浮気をふせごうとするのですが、そのせいで人間はパニックにも似た危険な状態になってしまうのです。
そこで、今回は浮気をされても冷静でいるために何ができるのか?
より具体的な方法について詳しく解説します。
■まずは浮気をされて興奮する仕組みを知る
まずは浮気をされると人間がなぜ興奮するのか知っておきましょう。
浮気をされて興奮するのは愛情のせい。
でもあるのですが、実際は脳内のアドレナリンが異常なほど大量に発生することが原因でもあります。
〇浮気をされると通常の10倍以上のアドレナリンが生成される
人間は浮気をされると、通常よりも大量のアドレナリンが分泌されます。
その量は恐ろしいほど多く、銃を持った兵士とほぼ同じかそれ以上ともいわれています。
それだけのアドレナリンが出ていれば、誰だって普通の感覚ではいられません。
これを冷静な状態にもっていくのは至難の業。他人が冷静になれというのはたやすいですが、実際に行うのはかなりの苦労です。
■セロトニンの分泌をうながす
アドレナリンの分泌を抑制する働きを持つ物質にセロトニンという物質があるのをご存知ですか?
最近ではネットでも「幸福ホルモン」として有名になり、その性質に注目が集まっています。
実はこの物質、浮気によって分泌されるノルアドレナリンの抑制にも効果があります。
つまり、セロトニンを増やすことで興奮や緊張を抑え、浮気をされたとしても冷静な状態を保つことができるのです。
〇1笑うことでセロトニンが発生する
浮気をされて憂鬱な状態になったら、お笑いのビデオを観たり、笑える動画などを見るととても効果があります。
というのも、セロトニンは笑うことで大量に発生するという仕組みになっており、単純に笑顔を作るだけでも脳内で生成されるのです。
浮気をされて笑っている余裕などないと思いがちですが、ここであえて笑える動画や漫画をよみ、少しでもクスリとできただけで、不思議とそのあとは冷静さを取り戻していくのです。
〇2浮気をされた悩みを人によく聞いてもらう
浮気をされた悩みを人に聞いてもらえれば、気持ちがすっきりとする。
という単純な話かというと、実はそうでもありません。
人間は人と話すことでも十分にセロトニンが分泌され、脳内のノルアドレナリンを抑制する効果があるのです。
なので、浮気について苦しんでいるなら、その苦しみを理解している人間に話すだけで、十分興奮がおさまっていきます。
また、その時に浮気を解決するための具体的な方法を提示してもらえれば、さらに冷静に行動できるはずです。
〇3何がなんでも寝ること
浮気をされたことで精神的に不安定になると、睡眠不足の状態が続きます。
この時、睡眠をおこたるとより脳が不安定な状態になり、興奮物質であるアドレナリンやノルアドレナリンがより大量に分泌されてしまいます。
そうならないためには、絶対に睡眠をとること。
しかし、神経が高ぶっている状態だと寝るのも難しいですから。場合によっては医師に相談し、睡眠導入剤を使うのもいいでしょう。
ただ、お酒を飲んで寝ようとするのはやめてほうがいいです。
お酒は脳内麻薬を分泌させ、より不安定な状態を作り出してしまいます。睡眠の質も悪くなりがちになります。
〇4運動に励む
運動を行うことで、人間はセロトニンを分泌し、脳内を安定した状態を保つことができます。
また、運動はストレスを発散する効果があるので、当然浮気によるストレスも軽減できます。
実は普段から運動している人は、脳内の興奮物質のコントロールがうまく、興奮してもすぐに冷静になることができます。
運動といってもハードなものは必要ありません。ランニングやサイクリング程度の運動で十分興奮をおさめることができますし、ストレスも緩和することができるでしょう。
〇5物を食べる
ものを食べることで浮気によるストレスが軽減する。
なんて聞いたら嘘かと思うかもしれませんが、いわゆる「やけ食い」がもたらす脳への効能はばかにできません。
まずものを噛むという行動で、実は人間はストレスを発散しています。
ストレスを解消するための方法として、ものを噛むリズム運動は実に効果てきであり、アドレナリンを抑制する効果をうみます。
さらにものを食べると体の新陳代謝が活性化。満足感によりセロトニンも分泌されるばかりか、一時的にですが血液が脳から胃に向かうため、血圧の低下が起きます。
■具体的に浮気をされて冷静になれる方法を実行しよう
浮気をされて冷静にならなければ、次の行動に移ることができません。
しかし、ただ冷静になろうと努めてと、大半は冷静になどなれません。
冷静になれるかどうかは、実際に冷静になるために、より具体的な行動を実行して決まる。
つまり、脳内のアドレナリンの分泌を抑えられるための行動をとることが需要。
それはとても簡単で、普段からおこなっていることをやるだけで十分に冷静になれます。
あとは、浮気の怒りに身を任せようとする、あらがう努力を行うだけ。
それだけ考えることができれば、あとは自然と冷静になるための行動をとっていることでしょう。