子供同士が仲良しだからと気軽に入ったママ友グループ。
しかし、そこは友情ではなく、厳格な序列社会(ヒエラルキー)が支配する世界でした。
親分ママの「顔色を伺う日々」
グループの中心にいるのは、親分ママ。
その周囲には、常に顔色を伺いながら従う子分ママたち。
グループLINEの返信は“早さ”が命。
少しでも遅れれば、「やる気ないの?」と陰口を叩かれ、断りづらいランチ会や旅行の誘いが次々と飛んできます。
指示は絶対。逆らえば孤立
ある日、子分ママたちがグループ外のママさん・パパさんと気楽に飲んでいたところ、親分ママからLINEが届きました。
「子分だけで飲んでるなら、うちに来なさい。」
さらに追い打ちをかけるように、
「一緒にいるグループ外のママさんも連れてきて。」と指示。
子分ママたちは必死に誘いますが、噂で親分ママの存在を知るグループ外のママさんたちは、
「1杯だけなんて無理でしょ。」と拒否。
それでも引き下がれない子分ママはしつこく誘い続け、結果、他のママさんたちからの信頼を失っていくのです。
序列は家庭をも侵食する
親分ママが「潮干狩りに行こう!」と計画を立てれば、
「12人泊まれるコテージ借りたよ!」と即座に人数集めがスタート。
もちろん費用は割り勘。人数が足りなければ、子分ママたちは必死に他のママ友を勧誘。
断れば、次の日から無視や陰口の標的に。
だが、この支配はママ友だけで終わりません。
現代はパパも育児や学校行事に積極的に参加する時代。
自然とパパ友グループも誕生し、そこにも序列が生まれます。
俺様パパの支配力
親分ママの夫は、ベンツを乗り回す自営業の俺様パパ。
「俺がこの学校のトップパパだ」と言わんばかりに他のパパたちを見下します。
パパ同士のLINEグループを作り、頻繁に飲み会を開催。
その飲み会はただの親睦ではなく、キャバクラ、さらにはオッパブ(※)への流れが定番コース。
※オッパブ=接触系飲食店
断り切れない子分パパたちは、渋々付き合うことに。
しかし、中には「もう無理だ」とパパ友グループから抜けたパパもいました。
その結果──
彼には「オッパブ」という屈辱的なあだ名がつけられ、学校中のママ・パパたちの笑い者にされてしまったのです。
「浮気ネタ」で完全支配
このような序列社会の中で、最も恐ろしいのが「浮気ネタ」の存在です。
親分ママは、誰かの夫の浮気や夜遊び情報を掴むことで、ママ友・パパ友両方の世界を完全に支配します。
「◯◯さんの旦那、この前オッパブで見かけたよ。」
そんな一言で、その家庭はターゲットにされ、噂話の中心に。
子分ママもパパも、いつ自分が標的になるか分からず、親分に逆らえなくなっていくのです。
まとめ 〜序列社会に巻き込まれないために〜
ママ友・パパ友の世界には、こうした見えない圧力や噂話の支配が潜んでいます。
特に「浮気ネタ」は、家庭崩壊を招きかねない危険なカード。
もし、根拠のない噂や悪意ある情報操作に巻き込まれた場合、
事実を明らかにすることが、自分と家族を守る手段となります。
「浮気をしていることにされた」
「夜遊びの事実を誇張されている」
そんな時は、トラスト探偵事務所に相談し、誤解を解くための証拠や対策を講じることが大切です。